【動画でわかる】猫の歯みがき方法をプロが解説。愛猫には無理とあきらめてしまう前にステップアップを目指そう!

愛猫の歯とお口のケアは、大切な健康管理のひとつです。猫は人より歯垢がたまりやすく、お口の健康課題も多いので、毎日の歯みがき習慣をつけて、口内を清潔に保ちましょう。一気に本格的な歯ブラシケアにチャレンジする必要はありません。愛猫に歯みがきは無理・・・とあきらめてしまう前に、できることから少しずつステップアップをめざしましょう。

<監修・実演>箱崎 加奈子先生(獣医師・トリマー・ドッグトレーナー)

まずは動画をチェック

猫の歯みがき方法をもう一度見ていきましょう

STEP1 口周りを触るトレーニング

用意するもの

愛猫の歯みがき習慣への第一歩は、お口に触られることに慣れさせることからはじまります。自然にお口を触らせてもらえるように、猫が好む味の歯みがきジェルを用意します。

お口周りに触られることに慣れさせる

猫のお口周りをさわる前に、まず、歯みがきジェルを指につけます。ささみのゆで汁などでもOKです。

猫に歯みがきジェルをつけた指をなめさせます。味を覚えてもらえて、お口周りのタッチに慣れやすくなります。
猫がリラックスしているときや遊び疲れたとき、眠そうなときはチャレンジしやすいタイミングです。

お口周りを触ることに慣れてきたら、猫の唇をめくるようにして、口の中に指を入れて、歯や歯ぐきに触れてみましょう。歯に触らせてくれたらホメてあげることを忘れずに。もし猫が嫌がるときは無理せず、少しずつ慣れさせましょう。

STEP2 歯みがきシートに挑戦

用意するもの

猫にとって抵抗感が少ない、指に近い感触の歯みがきシートを用意します。ふきとることで歯の汚れや歯垢を取ることができ、取れた汚れを確認することもできます。

歯みがきシートで歯をこする

歯みがきシートを指にきつく巻きつけます。猫が歯みがきシートに違和感を感じず、指みがきをさせてくれるのは、シートが指に密着しているから。シートは指にしっかり巻き付け、ゆるんできたら巻き直しましょう。

歯みがきシートを巻いた指で、猫の歯や歯ぐきを優しくタッチしたり、1本ずつくるくると磨きます。抱っこするなどして、猫が動かないようにもう一方の手でやさしく支えながら行うとスムーズです。うまくいったらホメてあげましょう。猫がシートを嫌がるときは歯みがきジェルをつけると抵抗感が和らぎます。

STEP3 歯ブラシでケア

用意するもの

ペット用の歯ブラシには、指にはめて使う「指サック歯ブラシ」と一般的な「歯ブラシ」の2種類があります。猫の受け入れやすさや飼い主さんの扱いやすさなどで選んで用意しましょう。

いよいよ本格的な歯ブラシケアへ!

歯ブラシを鉛筆のように軽く握ったら、猫のお口に奥まで入れて、歯に対して45度の角度で当て、毛先が歯周ポケットに入るようにします。あとは、毛先を小刻みに左右に動かして磨くだけ。ゴシゴシ磨くのはNGです。すべて磨ききろうとせず、ネコちゃんが嫌がったらすぐにやめましょう。

猫の歯みがき初心者の飼い主さんには、指サック歯ブラシがオススメ。指にフィットするやわらかボディなので、猫が嫌がりにくく、飼い主さんも磨いている歯の感触を指で実感しやすいのが特徴です。人差し指にはめて、ボディをしっかり握り、歯ブラシと同じように指先を少しずつ動かして、奥歯までしっかり磨きます。

どうしても愛猫が嫌がってしまう場合には・・・

用意するもの

噛むことで歯の汚れが落ちる歯みがきおやつを使えば、おやつとして食べさせることで、“おいしい歯のケア”がはじめられます。愛猫が好きな味を選んで使ってみましょう。

歯みがきおやつでおいしくケア

歯みがきおやつを手にもって、奥歯を中心に長く噛ませます。おやつとして食べさせるだけなので、今日からはじめられる1番カンタンな方法です。

箱崎先生からのアドバイス

愛猫が少しでも嫌がったらすぐにやめること。
ムリ強いは禁物、できることから気長に取り組みましょう。
愛猫のお口周りに異変がないかも一緒にチェックしてあげましょう。